✓ なかなか寝つけない夜が続いている
✓ 夜中に何度も目が覚めてしまう
✓ 朝早く目が覚めて、その後眠れない
✓ 眠っても疲れがとれず、日中眠くてつらい
✓ 「眠れないかもしれない」という不安で、夜が怖くなってきた
このような状態が週3日以上、3か月以上続いている場合、慢性不眠症の可能性があります。日本では成人の5人に1人が不眠に悩んでいるとされており、決して珍しい状態ではありません。
不眠にはいくつかのタイプがあり、タイプによって対処法も異なります。自分がどのタイプかを把握しておくと、受診時に状況を伝えやすくなります。
床に就いてもなかなか眠れない状態です。不安・緊張・ストレスが強い時期に起こりやすく、「眠れないかも」という不安が不眠をさらに悪化させることがあります。
眠れても夜中に何度も目が覚めてしまう状態です。加齢とともに増えやすく、アルコールの影響でも起こります。
予定より早い時間に目が覚めて、その後眠れない状態です。うつ病に伴う不眠として現れることが多く、うつ病のサインのひとつとして注意が必要です。
眠っているはずなのに眠りが浅く、疲れがとれない状態です。睡眠時無呼吸症候群が隠れている場合もあります。
不眠の原因はさまざまで、複数の要因が重なっていることも多いです。
就寝時間の不規則さ、寝室の明るさや温度・騒音、就寝前のスマートフォンの使用など。
仕事や人間関係のストレス、「眠れないかも」という不安。
うつ病・不安障害・適応障害などに伴って不眠が起きることが多くあります。
糖尿病・心疾患・慢性疼痛など、身体の病気が影響することがあります。
睡眠時無呼吸症候群・むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)など。
一部の薬が不眠を引き起こすことがあります。
40〜50代の女性では、ホルモンバランスの変化が不眠の原因になることがあります。
不眠の背景にある原因を探ることが最初のステップです。うつ病や不安障害が隠れている場合は、それらの治療が進むと不眠も改善することが多いです。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、専門外来での検査をご紹介することもあります。
薬を使う前にまず取り組める改善策があります。
不眠に特化した認知行動療法(CBT-I:Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia)は、薬を使わずに不眠を改善する治療法として、現在国際的に第一選択として推奨されています。「眠れないかも」という不安な思考パターンや、不眠を悪化させる行動習慣を見直すことで、睡眠の質を根本的に改善していきます。「薬をなるべく使いたくない」「睡眠薬をやめたい」という方にも適した治療法です。
生活習慣の改善だけでは十分でない場合、または症状が強い場合には薬物療法を検討します。
「睡眠薬は依存性がある」「一度飲んだらやめられない」というイメージから、受診をためらう方が多くいらっしゃいます。
以前は依存性や翌日への持ち越しが問題になりやすいベンゾジアゼピン系の睡眠薬が多く使われていましたが、現在はこれらの問題が起きにくい新しいタイプの睡眠薬が開発されています。
脳の覚醒システムに働きかける薬で、依存性が低く、自然に近い眠りを促します。
体内時計に働きかける薬で、依存性がほとんどありません。
漢方薬を希望される方にも、症状に合わせて対応しています。
「睡眠薬を使うかどうか」は、症状の程度や生活状況に合わせて一緒に相談しながら決めていきます。まずはお気軽にご相談ください。
不眠は、他の病気のサインとして現れることがあります。
早朝覚醒(朝早く目が覚める)はうつ病に多い不眠のパターンです。
入眠困難(なかなか眠れない)は不安障害に伴いやすいです。
40〜50代の女性では更年期によるホルモン変化が不眠の原因になることがあります。
熟眠感がない・いびきが強い場合は検査が必要なことがあります。
不眠だけでなく、これらの背景にある状態も含めて一緒に診ていくことが大切です。
当院(上尾の森診療所 上尾駅前分院)では、不眠症の診断・治療を行っています。睡眠薬の処方だけでなく、生活習慣の見直しや認知行動療法的なアプローチも組み合わせながら、一人ひとりの状況に合わせた治療を提供しています。
「薬を使わずに改善したい」「今飲んでいる睡眠薬をやめたい」といったご相談も歓迎です。
上尾駅から徒歩2分、平日夜21時まで診療しています。
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