パニック障害

こんな経験はありませんか?

✓ 突然、激しい動悸・息苦しさ・めまいに襲われたことがある
✓ 「このまま死んでしまうのでは」と感じるほど怖い発作が起きた
✓ 発作は数分〜数十分で治まるが、また起きるのではないかと怖い
✓ 電車・エレベーター・人混みなど、逃げにくい場所を避けるようになった
✓ 内科で検査しても「異常なし」と言われた

このような経験がある方は、パニック障害の可能性があります。

パニック障害とは

パニック障害は、突然の強い不安・恐怖と身体症状(動悸・息苦しさ・めまいなど)が同時に起きる「パニック発作」を繰り返す病気です。

発作は前触れなく起き、数分でピークに達し、多くは30分以内に治まります。しかし発作そのものへの恐怖から「また起きるのでは」という不安(予期不安)が生まれ、発作が起きた場所や逃げられない状況を避けるようになります(広場恐怖)。

放置すると行動範囲が狭まり、日常生活や仕事に大きく影響します。ただ、適切な治療で多くの方が改善しています。

パニック発作の主な症状

発作中に以下のような症状が急激に起き、数分でピークに達します。

  • 激しい動悸・心拍が速くなる
  • 息苦しさ・窒息しそうな感覚
  • めまい・ふらつき・気が遠くなる感じ
  • 胸の痛みや圧迫感
  • 発汗・ふるえ・手足のしびれ
  • 「死んでしまうのでは」「気が狂うのでは」という強い恐怖感

3つの特徴

パニック障害は、以下の3つが重なって日常生活に影響します。

① パニック発作

突然起きる強い不安と身体症状。心臓の病気や過呼吸と間違われることもあります。

② 予期不安

「また発作が起きるのでは」という持続的な不安。発作がない時間も不安が続きます。

③ 広場恐怖

「発作が起きたときにすぐ助けが求められない」と感じる場所を避けるようになること. 電車・新幹線・飛行機・エレベーター・映画館・人混みなどが代表的です。

「電車に乗れなくなった」「会社に行けなくなった」方へ

パニック障害が進むと、行動範囲が少しずつ狭まっていきます。

「電車に乗ろうとすると発作が怖くて乗れない」「会議中に発作が起きたらどうしようと思うと会社に行けない」という状態になる方も少なくありません。

これは怠けや気の持ちようではなく、病気による症状です。早めに治療を始めることで、以前の生活を取り戻せる可能性が十分あります。

身体の病気との鑑別について

パニック発作に似た症状は、心臓の病気・甲状腺疾患・低血糖・貧血・更年期障害などでも起きることがあります。

「内科で検査しても異常なし」と言われた場合に、パニック障害の可能性が高くなります。ただし、まだ内科を受診していない方は、まず身体的な原因がないか確認することもお勧めします。

治療の流れ

① 薬物療法

SSRI(抗うつ薬)が第一選択です。効果が出るまでに数週間かかるため、治療初期は抗不安薬を頓服として併用することがあります。安定してきたら抗不安薬を減らし、SSRIを継続しながら状態を安定させていきます。

② 心理療法(認知行動療法)

「発作が起きても命に関わるわけではない」という正しい理解を深め、避けていた場所や状況に段階的に取り組んでいく(暴露療法)ことで、恐怖を和らげていきます。「電車に1駅だけ乗る」→「2駅」→「乗り換えあり」のように, 少しずつ挑戦していく形です。

当院について

当院(上尾の森診療所 上尾駅前分院)では、パニック障害のご相談をお受けしています。「発作が怖くて外出できない」「仕事に影響が出ている」という状態でも、まずはご相談ください。

上尾駅から徒歩2分、平日夜21時まで診療しています。

WEB予約・お電話でのご予約はトップページよりご確認ください。

上尾駅徒歩2分

急患対応可能

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