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パニック障害とはなんでしょうか?病気の症状、治療法などについて

「電車の中で突然、心臓がバクバクして息ができなくなった」「このまま死ぬのではと思って救急車を呼んだけれど、検査では異常なしと言われた」──。こうした経験のあとに、「また起きたらどうしよう」と不安が続いている方は少なくありません。

これは、パニック症(パニック障害)で見られる典型的な経過です。パニック症は、きちんと知って、きちんと治療すれば、よくなることの多い病気です。今回は、パニック発作とパニック症の違い、治療のエビデンス、日常でできることを整理してお伝えします。

先に結論

パニック発作を経験すること自体は、珍しくありません。発作を繰り返し、「また起きるのでは」という不安や、発作が起きそうな場所を避ける行動が続くと、パニック症と診断されます。

治療の中心は、SSRIなどの抗うつ薬と、パニック症に特化した認知行動療法です。どちらか一方で治療する場合も、組み合わせる場合もあります。症状の強さ、ご本人の希望、治療を受けられる環境などを踏まえて、一緒に選んでいきます。

発作中に「死ぬのでは」と感じるほど苦しくても、発作自体が命に関わることは通常ありません。ただし初めての発作のときは、ほかの病気を除外するために、一度は受診して確認することが大切です。

パニック発作とパニック症は同じではない

パニック発作とは

パニック発作は、突然に強い恐怖や不快感が高まり、動悸、息苦しさ、発汗、ふるえ、めまい、胸の痛みや圧迫感、手足のしびれなどが数分以内にピークに達する現象です。「死んでしまうのでは」「おかしくなってしまうのでは」という恐怖を伴うことも多くあります。

米国の調査では、パニック発作は1年間に人口の約1割が経験するとされています。つまり、一度発作を経験したからといって、すぐにパニック症というわけではありません。

パニック症になるとき

パニック症は、予期しないパニック発作を繰り返し、そのあと少なくとも1か月、次のいずれか一方、または両方が続く場合に診断されます。

  • 予期不安:「また発作が起きるのでは」という心配が続く
  • 行動の変化:発作を避けるために、電車、エレベーター、人混み、一人での外出などを避けるようになる

欧米では、パニック症の12か月有病率は約2〜3%とされ、青年期後半から成人期早期に始まることが多く、女性は男性の約2倍とされています。仕事や家事が忙しい世代に多いため、生活への影響も大きくなりがちです。

悪循環が、症状を長引かせる

パニック症が続く背景には、次のような悪循環があるといわれています。

悪循環のしくみ

① 身体の変化(動悸、息苦しさなど)に気づく

② 「大変なことが起きるのでは」と破局的に受け取る

③ 不安が高まり、さらに身体症状が強まる

④ その場所や状況を避けるようになり、「避けたから助かった」と学習する

この「避けて安心する」という学習が積み重なると、行動範囲がだんだん狭くなります。認知行動療法は、この悪循環に直接働きかける治療です。広場恐怖とは、発作などで具合が悪くなったときに、逃げにくい、助けを得にくいと感じる場所や状況への強い不安のことで、単に広い場所が怖いという意味ではありません。

なお、海外の医学書には、回避行動がまだない場合は、励ましと不安についての教育だけで十分なこともあるとの記載があります。早く相談するほど、行動が狭くなる前に対応しやすくなります。

まず確認したい、身体の病気

パニック発作と似た症状は、ほかの病気でも起こります。海外の医学書では、不整脈、甲状腺機能亢進症、喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などが挙げられています。また、カフェインの摂りすぎや、薬剤、アルコールなどの影響で、似た症状が出ることもあります。

初めての発作で胸の痛みや強い息苦しさがあるときは、自己判断せずに医療機関で確認することが大切です。パニック症の方は、心臓や肺の病気を心配して救急外来を繰り返し受診し、パニック症の診断にたどりつくまでに時間がかかることもあります。

当院では、必要に応じて血液検査(甲状腺機能など)を行い、心電図や画像検査など当院でできない検査が必要な場合は、ほかの医療機関をご紹介します。

治療のエビデンス

薬物療法:SSRIなどの抗うつ薬が中心

パニック症の薬物療法では、SSRIなどの抗うつ薬が中心になります。日本では、パロキセチン(パキシルなど)やセルトラリン(ジェイゾロフト)が、パニック障害の効能を持つ薬として使われています。効果が出るまでには、通常、数週間かかります。

気をつけたい点もあります。

  • 飲み始めや増量の初期に、一時的に不安や動悸が強く感じられることがあるため、少量から始めて段階的に増やします
  • 24歳以下の方では、抗うつ薬の服用初期に自殺念慮などの変化が出ることがあるため、様子を注意深く見ます
  • 急にやめると離脱症状(めまい、しびれ感、不安など)が出ることがあるため、減らすときも、数週間から数か月かけて徐々に行います

抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)の位置づけ

抗不安薬は、抗うつ薬より早く効く一方で、依存や、眠気・ふらつきなどの副作用のリスクがあります。ベンゾジアゼピン系薬剤の試験をまとめた研究では、3〜15週の短期間ではパニック症状への効果が示されましたが、エビデンスの確実性は低く、長期の効果や依存・離脱についてはこの研究では十分に評価できていません。抗うつ薬が効いてくるまでの短期的な補助として、必要最小限で使うのが基本的な考え方です。

認知行動療法:薬との組み合わせも選択肢

認知行動療法では、発作や身体感覚についての受け取り方を整理し、避けていた状況に少しずつ慣れていく練習(段階的な曝露)をします。リラクゼーションの練習が含まれることもあります。

認知行動療法で取り組むのは、怖い場所に行くことだけではありません。「動悸がすると心臓に異常が起きているのでは」「息苦しくなると倒れるのでは」といった、身体感覚そのものへの怖さも扱います。身体の状態を確認したうえで、治療者と相談しながら、「こうした感覚があっても、恐れていたことが必ず起こるわけではない」と確かめていきます。回復の目標は、発作の回数を減らすことに加えて、不安があっても通勤や買い物など、大切な生活を少しずつ取り戻すことです。

パニック症に対する心理療法と抗うつ薬の併用を調べた2007年のコクランレビュー(21の無作為化比較試験、1,709人)では、次のような結果でした。

  • 治療を受けている急性期:併用は、抗うつ薬単独より、治療への反応率が良好でした。心理療法(プラセボを併用した群を含む)との比較でも、併用が良好でした。ただし、プラセボを併用しない心理療法単独との直接比較(5研究)では、明らかな差はありませんでした
  • 治療をやめたあと(6〜24か月):症状が改善していた人の割合は、併用が抗うつ薬単独より良好でした。心理療法単独との間には、明らかな差はありませんでした
  • 副作用による脱落:心理療法単独、または心理療法とプラセボの群と比べて、併用の方が多くみられました

レビューの結論は、「適切な資源がある場合には、併用か心理療法単独のどちらかを第一選択として選べる」というものでした。これは2007年時点のレビューの結論です。国内のパニック症の診療ガイドラインでも、SSRIと、パニック症に特化した認知行動療法がそれぞれ提案されていますが、薬と心理療法のどちらを優先するか、併用するかについては、一律の推奨は示されていません。また、このレビューの試験は、広場恐怖(発作などで具合が悪くなったときに、逃げにくい・助けを得にくいと感じる場所や状況への強い不安)を伴う方が中心で、質にもばらつきがあります。治療の選択は、症状の強さ、通院のしやすさ、お薬への希望などを踏まえて決めていきます。

薬をやめたときには、再発することも少なくないとされています。そのため、よくなったから自己判断でやめるのではなく、再発しにくい生活や考え方を身につけながら、減らすタイミングを相談して決めていきます。

日常で意識したいこと

取り入れやすいこと

避けすぎない:怖い場所を完全に避けるほど、不安は強まりやすくなります。治療の中で、「ここまでなら行けそう」という小さな段階から、少しずつ広げていきます。

刺激になるものを見直す:カフェインの摂りすぎなど、動悸や不安を強めやすいものがないか確認してみましょう。

発作が来たときは「波」として見る:発作はピークを越えると、通常は数十分以内に収まっていきます。「今は波の最中だ」と受け止めながら、波が過ぎるのを待つ練習が役立ちます。

体を動かす習慣:運動は、体調に合わせて無理なく取り入れたい習慣です。パニック症の患者さんを対象とした試験(46人、10週間)では、有酸素運動をした群にも症状の改善がみられました。ただし、薬(クロミプラミン)の方が改善は早く、効果も大きい結果でした。研究の規模や方法にはばらつきがあり、パニック症に対する治療効果や、適切な運動の種類・量はまだ十分に確立していません。

相談していただきたいとき

次のような場合は、ひとりで抱え込まずにご相談ください。

  • 突然の動悸や息苦しさなどの発作を繰り返している
  • 「また起きるのでは」という不安が続いている
  • 電車、エレベーター、人混み、一人での外出などを避けるようになった
  • 発作が心配で、仕事や学校、家事に支障が出ている
  • 内科や救急で検査を受けたが、異常がないと言われた
  • お酒や、市販薬、抗不安薬に頼ることが増えている

なお、強い胸の痛みや、これまでにない症状が出たときは、まず内科や救急での確認を優先してください。

ご予約の際は、年齢に合わせて予約メニューをお選びください

笑顔の小学生ふたりのイラスト

中学生以下の方

・児童精神科初診(山下医師)

・安間医師(初診)

穏やかな大人の男女のイラスト

高校生以上の方

・精神科初診(山下医師)

・精神科初診(張替医師)

・精神科初診(安永医師)

・精神科初診(新田医師)

・安間医師(初診)

下のボタンから予約画面に進み、上の中から選んでください。

WEB予約はこちら

お電話でのご予約:048-783-2512

まとめ

パニック発作は珍しい現象ではなく、発作を繰り返して「また起きるのでは」という不安や回避が続くとパニック症になります。発作中は命の危険を感じるほど苦しくても、発作自体が命に関わることは通常ありません。ただし、不整脈や甲状腺の病気など、似た症状を起こす病気を最初に確認しておくことが大切です。治療の中心は、SSRIなどの抗うつ薬と、パニック症に特化した認知行動療法で、どちらか一方で治療する場合も、組み合わせる場合もあります。認知行動療法では、怖い場所だけでなく、動悸や息苦しさなどの身体感覚への怖さにも取り組み、不安があっても大切な生活を少しずつ取り戻すことを目指します。抗不安薬は、短期的な補助として必要最小限で使います。避けすぎず、波が過ぎるのを待つ練習を重ねながら、早めに相談して、行動が狭くなる前に治療を始めることが回復の近道です。


当院(上尾の森診療所 上尾駅前分院)では、パニック発作や不安、「電車に乗れない」「外出が怖い」といったご相談をお受けしています。必要に応じて血液検査を行い、身体の病気の可能性も踏まえて、お薬や生活の工夫について一緒に考えます。

上尾駅から徒歩2分、平日夜21時まで診療しています。診療内容はパニック障害のページ、はじめての方は初めての方へをご覧ください。

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急患対応可能

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パニック障害とはなんでしょうか?病気の症状、治療法などについて

「電車の中で突然、心臓がバクバクして息ができなくなった」「このまま死ぬのではと思って救急車を呼んだけれど、検査では異常なしと言われた」──。こうした経験のあとに、「また起きたらどうしよう」と不安が続いている方は少なくありません。

これは、パニック症(パニック障害)で見られる典型的な経過です。パニック症は、きちんと知って、きちんと治療すれば、よくなることの多い病気です。今回は、パニック発作とパニック症の違い、治療のエビデンス、日常でできることを整理してお伝えします。

先に結論

パニック発作を経験すること自体は、珍しくありません。発作を繰り返し、「また起きるのでは」という不安や、発作が起きそうな場所を避ける行動が続くと、パニック症と診断されます。

治療の中心は、SSRIなどの抗うつ薬と、パニック症に特化した認知行動療法です。どちらか一方で治療する場合も、組み合わせる場合もあります。症状の強さ、ご本人の希望、治療を受けられる環境などを踏まえて、一緒に選んでいきます。

発作中に「死ぬのでは」と感じるほど苦しくても、発作自体が命に関わることは通常ありません。ただし初めての発作のときは、ほかの病気を除外するために、一度は受診して確認することが大切です。

パニック発作とパニック症は同じではない

パニック発作とは

パニック発作は、突然に強い恐怖や不快感が高まり、動悸、息苦しさ、発汗、ふるえ、めまい、胸の痛みや圧迫感、手足のしびれなどが数分以内にピークに達する現象です。「死んでしまうのでは」「おかしくなってしまうのでは」という恐怖を伴うことも多くあります。

米国の調査では、パニック発作は1年間に人口の約1割が経験するとされています。つまり、一度発作を経験したからといって、すぐにパニック症というわけではありません。

パニック症になるとき

パニック症は、予期しないパニック発作を繰り返し、そのあと少なくとも1か月、次のいずれか一方、または両方が続く場合に診断されます。

欧米では、パニック症の12か月有病率は約2〜3%とされ、青年期後半から成人期早期に始まることが多く、女性は男性の約2倍とされています。仕事や家事が忙しい世代に多いため、生活への影響も大きくなりがちです。

悪循環が、症状を長引かせる

パニック症が続く背景には、次のような悪循環があるといわれています。

悪循環のしくみ

① 身体の変化(動悸、息苦しさなど)に気づく

② 「大変なことが起きるのでは」と破局的に受け取る

③ 不安が高まり、さらに身体症状が強まる

④ その場所や状況を避けるようになり、「避けたから助かった」と学習する

この「避けて安心する」という学習が積み重なると、行動範囲がだんだん狭くなります。認知行動療法は、この悪循環に直接働きかける治療です。広場恐怖とは、発作などで具合が悪くなったときに、逃げにくい、助けを得にくいと感じる場所や状況への強い不安のことで、単に広い場所が怖いという意味ではありません。

なお、海外の医学書には、回避行動がまだない場合は、励ましと不安についての教育だけで十分なこともあるとの記載があります。早く相談するほど、行動が狭くなる前に対応しやすくなります。

まず確認したい、身体の病気

パニック発作と似た症状は、ほかの病気でも起こります。海外の医学書では、不整脈、甲状腺機能亢進症、喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などが挙げられています。また、カフェインの摂りすぎや、薬剤、アルコールなどの影響で、似た症状が出ることもあります。

初めての発作で胸の痛みや強い息苦しさがあるときは、自己判断せずに医療機関で確認することが大切です。パニック症の方は、心臓や肺の病気を心配して救急外来を繰り返し受診し、パニック症の診断にたどりつくまでに時間がかかることもあります。

当院では、必要に応じて血液検査(甲状腺機能など)を行い、心電図や画像検査など当院でできない検査が必要な場合は、ほかの医療機関をご紹介します。

治療のエビデンス

薬物療法:SSRIなどの抗うつ薬が中心

パニック症の薬物療法では、SSRIなどの抗うつ薬が中心になります。日本では、パロキセチン(パキシルなど)やセルトラリン(ジェイゾロフト)が、パニック障害の効能を持つ薬として使われています。効果が出るまでには、通常、数週間かかります。

気をつけたい点もあります。

抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)の位置づけ

抗不安薬は、抗うつ薬より早く効く一方で、依存や、眠気・ふらつきなどの副作用のリスクがあります。ベンゾジアゼピン系薬剤の試験をまとめた研究では、3〜15週の短期間ではパニック症状への効果が示されましたが、エビデンスの確実性は低く、長期の効果や依存・離脱についてはこの研究では十分に評価できていません。抗うつ薬が効いてくるまでの短期的な補助として、必要最小限で使うのが基本的な考え方です。

認知行動療法:薬との組み合わせも選択肢

認知行動療法では、発作や身体感覚についての受け取り方を整理し、避けていた状況に少しずつ慣れていく練習(段階的な曝露)をします。リラクゼーションの練習が含まれることもあります。

認知行動療法で取り組むのは、怖い場所に行くことだけではありません。「動悸がすると心臓に異常が起きているのでは」「息苦しくなると倒れるのでは」といった、身体感覚そのものへの怖さも扱います。身体の状態を確認したうえで、治療者と相談しながら、「こうした感覚があっても、恐れていたことが必ず起こるわけではない」と確かめていきます。回復の目標は、発作の回数を減らすことに加えて、不安があっても通勤や買い物など、大切な生活を少しずつ取り戻すことです。

パニック症に対する心理療法と抗うつ薬の併用を調べた2007年のコクランレビュー(21の無作為化比較試験、1,709人)では、次のような結果でした。

レビューの結論は、「適切な資源がある場合には、併用か心理療法単独のどちらかを第一選択として選べる」というものでした。これは2007年時点のレビューの結論です。国内のパニック症の診療ガイドラインでも、SSRIと、パニック症に特化した認知行動療法がそれぞれ提案されていますが、薬と心理療法のどちらを優先するか、併用するかについては、一律の推奨は示されていません。また、このレビューの試験は、広場恐怖(発作などで具合が悪くなったときに、逃げにくい・助けを得にくいと感じる場所や状況への強い不安)を伴う方が中心で、質にもばらつきがあります。治療の選択は、症状の強さ、通院のしやすさ、お薬への希望などを踏まえて決めていきます。

薬をやめたときには、再発することも少なくないとされています。そのため、よくなったから自己判断でやめるのではなく、再発しにくい生活や考え方を身につけながら、減らすタイミングを相談して決めていきます。

日常で意識したいこと

取り入れやすいこと

避けすぎない:怖い場所を完全に避けるほど、不安は強まりやすくなります。治療の中で、「ここまでなら行けそう」という小さな段階から、少しずつ広げていきます。

刺激になるものを見直す:カフェインの摂りすぎなど、動悸や不安を強めやすいものがないか確認してみましょう。

発作が来たときは「波」として見る:発作はピークを越えると、通常は数十分以内に収まっていきます。「今は波の最中だ」と受け止めながら、波が過ぎるのを待つ練習が役立ちます。

体を動かす習慣:運動は、体調に合わせて無理なく取り入れたい習慣です。パニック症の患者さんを対象とした試験(46人、10週間)では、有酸素運動をした群にも症状の改善がみられました。ただし、薬(クロミプラミン)の方が改善は早く、効果も大きい結果でした。研究の規模や方法にはばらつきがあり、パニック症に対する治療効果や、適切な運動の種類・量はまだ十分に確立していません。

相談していただきたいとき

次のような場合は、ひとりで抱え込まずにご相談ください。

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まとめ

パニック発作は珍しい現象ではなく、発作を繰り返して「また起きるのでは」という不安や回避が続くとパニック症になります。発作中は命の危険を感じるほど苦しくても、発作自体が命に関わることは通常ありません。ただし、不整脈や甲状腺の病気など、似た症状を起こす病気を最初に確認しておくことが大切です。治療の中心は、SSRIなどの抗うつ薬と、パニック症に特化した認知行動療法で、どちらか一方で治療する場合も、組み合わせる場合もあります。認知行動療法では、怖い場所だけでなく、動悸や息苦しさなどの身体感覚への怖さにも取り組み、不安があっても大切な生活を少しずつ取り戻すことを目指します。抗不安薬は、短期的な補助として必要最小限で使います。避けすぎず、波が過ぎるのを待つ練習を重ねながら、早めに相談して、行動が狭くなる前に治療を始めることが回復の近道です。


当院(上尾の森診療所 上尾駅前分院)では、パニック発作や不安、「電車に乗れない」「外出が怖い」といったご相談をお受けしています。必要に応じて血液検査を行い、身体の病気の可能性も踏まえて、お薬や生活の工夫について一緒に考えます。

上尾駅から徒歩2分、平日夜21時まで診療しています。診療内容はパニック障害のページ、はじめての方は初めての方へをご覧ください。

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